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開業準備 / 設備・マシン

ジム開業の設備・マシン費用|業態別の違いと選び方

ジム開業の設備・マシン費用は、業態で桁違いに変わります。パーソナルはフリーウェイトとラック中心で軽め、24時間ジムは有酸素・マシン多数で重く、ピラティスはリフォーマー、インドアゴルフはシミュレーターが主役です。業態別の費用感、新品・中古・リースの選び方、過剰投資を避ける考え方を中立に整理します。

費用の分かれ目
業態
軽め
パーソナル
重め
24h/マシン型
守るべき原則
過剰投資回避

監修: 山本貴大(店舗マーケティング専門家) / 公開日: 2026年6月23日 / 費用はモデル目安

設備・マシン費用は業態でどれだけ変わるか

ジム開業の設備・マシン費用は、同じ「ジム」でも業態で桁が変わります。パーソナルジムはフリーウェイトとラック中心で約100〜300万円から始められる一方、24時間ジムは有酸素・ウェイトマシンを多数そろえて標準約1,800万円、マシンピラティスはリフォーマーを複数台で約480万円〜、インドアゴルフはシミュレーターが標準約600万円(1台で400万円を超える機種もあります)です。費用が違うのは見栄や立地の差ではなく、必要な設備の構成そのものが業態で違うからです。

裏を返せば、設備費は「何を、どう揃えるか」で大きく抑えられます。最初から理想のフルラインを揃えず核となる設備から始める、劣化しにくい設備は中古で、高額な専用機はリースで現金を温存する。この組み立て方を業態に合わせて選ぶことが、初期費用と損益分岐を軽くする近道です。設備はあくまで開業資金の一部です。物件取得・内装・運転資金まで含めた総額は各業態の開業資金ページで扱い、本ページは設備・マシンに絞って、業態をまたいだ違いと揃え方を整理します。

業態別の設備とマシン費用を並べて比べる

まず業態別に、主な設備・設備費の目安・開業総額の目安を一覧で並べます。設備費が総額に占める割合は業態で違い、24時間ジムやインドアゴルフでは設備だけで総額の3割以上を占めます。総額の列は各業態の開業資金ページとそろえた数字で、設備以外(物件・内装・運転資金)も含みます。

モデルケースの目安です。台数・グレード・物件で大きく変動します。総額の内訳は各業態の開業資金ページで確認してください。

業態 主な設備 設備費の目安 開業総額の目安 ポイント
パーソナルジム フリーウェイト・パワーラック・ダンベル・ベンチ・鏡 約100〜300万円 標準約530万円 高額マシンは必須でなく、軽めに始めやすい
24時間ジム 有酸素マシン・ウェイトマシン多数・入退室/セキュリティ 標準約1,800万円 個人開業 約4,600万円 マシン台数が多く、設備だけで総額の3〜4割を占める
マシンピラティス リフォーマー等の専用マシン(複数台) 約480万円〜 標準約1,225万円 リフォーマー6台で約480万円。台数・グレードで増える
インドアゴルフ ゴルフシミュレーター(打席数ぶん) 標準約600万円 標準約1,700万円 簡易機は数十万円台、商用高性能機は1台400万円超。打席数が最大費目

桁が分かれる理由は、設備の構成にあります。パーソナルジムはマンツーマン指導で完結する種目が多く、パワーラックとダンベル、ベンチがあれば営業できます。高額なウェイトマシンは必須ではなく、軽い設備構成のまま始められるため、設備費は数百万円規模に収まります。

一方で24時間ジムは、無人でも会員が回転するだけの有酸素マシンとウェイトマシンを台数で用意する必要があります。マシンが10台を超え、これに入退室・セキュリティが加わるため、設備費は標準で約1,800万円と一段重くなります。マシンピラティスはリフォーマーという専用機を客数ぶん(標準で6台)そろえる必要があり、1台60〜100万円が台数ぶん積み上がります。インドアゴルフに至っては、シミュレーター1台の単価そのものが数十万円から400万円超まで開き、これを打席数ぶん掛けるため、機種選びと打席数だけで総額が数百万円から数千万円規模まで動きます。

設備費が総額に占める比率も業態で違います。パーソナルジムは設備費が比較的軽く、総額のうち物件取得・内装・運転資金の比重が相対的に大きくなります。逆に24時間ジムやインドアゴルフでは、マシンやシミュレーターという高額な機器が総額の3〜4割を一手に占め、「設備をどう調達するか」が資金計画そのものを左右します。マシンピラティスもリフォーマーが最大費目で、台数を増やすほど総額が比例して伸びます。設備費の重い業態ほど、新品で一括購入するのか、中古やリースを混ぜるのかという調達方法の差が、開業時の手元現金に大きく響きます。

つまり「ジムの設備費はいくらか」という問いには、業態を決めないと答えられません。自分がどの業態で開業するかが定まれば、設備費のレンジは大きく絞り込めます。設備費を含む総額の内訳と資金調達は、パーソナルジム24時間ジムマシンピラティスインドアゴルフの各開業資金ページで確認できます。

設備・マシンのカテゴリ別に1台あたりの費用を押さえる

業態別の合計を見たら、次は中身の単価です。設備は1点ずつの単価を知ると、自分の構成で総額がいくらになるか自分で積算できます。たとえばパーソナルジムの標準構成なら、パワーラックとベンチ・ダンベル一式で数十万円、ケーブルマシン1台と有酸素1〜2台を足して、合計で約150〜300万円という積み上げになります。24時間ジムなら、有酸素マシンを5〜10台、ウェイトマシンを10〜15台、これに入退室・セキュリティが乗り、1台あたりの単価に台数を掛けるだけで標準約1,800万円に届きます。下の表は1点/1台あたりの目安に加え、中古やリースが出回りやすいか(調達のしやすさ)と、本体価格以外に注意すべき点を併記しました。本体だけで判断せず、搬入・床耐荷重・保守まで含めた総保有コストで見るのが要点です。

1点/1台あたりの目安です。グレード・新品中古・メーカーで変動します。特定の製品価格を示すものではありません。

品目 費用の目安 調達のしやすさ 本体価格以外の注意点
パワーラック・スミスマシン 10〜50万円 中古が出回りやすい 本体重量が重く、搬入経路と床の確認が要る。フリーウェイト系の核
アジャスタブルベンチ 3〜15万円 新品でも安価 消耗は少なく、最小構成から入れて長く使える
ダンベル・プレート一式 10〜50万円 中古向き 重量レンジを広く揃えると上振れ。劣化しにくく中古の相性が良い
有酸素マシン(1台) 20〜80万円 リース・中古の選択肢あり ランニング・バイク等。可動部が多く保守費が発生。台数で総額が増える
ウェイトマシン(1台) 30〜100万円 新品・リース中心 24時間ジムは10台超で総額が膨らむ。重量物で搬入と床耐荷重に注意
ケーブルマシン(1台) 20〜60万円 新品・中古 1台で多種目に対応でき、小坪でも導入価値が高い
リフォーマー(1台) 60〜100万円 新品・リース中心 ピラティスの専用機。台数ぶん必要で、布・ばね等の消耗品保守も見込む
ゴルフシミュレーター(1台) 数十万〜400万円超 リース利用が多い インドアゴルフの最大費目。簡易機と商用計測機で価格が一桁違う
入退室・セキュリティ(無人運営) 数十万〜100万円超 初期+月額 24時間・無人ジムで必須。本体に加え月額の保守・通信費が乗る
鏡・床マット・小物 10〜50万円 新品中心 どの業態でも必要。床マットは耐荷重対策と防音を兼ねる

同じカテゴリでも、価格帯の上と下では性格が違います。パワーラックやダンベルのように構造が単純で劣化しにくい設備は、中古でも実用に耐えやすく、初期費用を圧縮しやすい品目です。逆に、有酸素マシンやリフォーマーのように可動部や消耗部品を持つ設備は、本体価格に加えて保守・メンテ費が継続的に発生します。無人運営の入退室・セキュリティも、初期費用だけでなく月々の保守・通信費が固定費に乗る点を見落とさないでください。

最小構成から始めて、稼働を見て増やす

「いくらかかるか」は、何をいつ揃えるかで決まります。開業初日に理想のフルラインを並べると、その投資を回収するための損益分岐の会員数が一気に上がります。まずはその業態で本当に必要な核となる構成から始め、会員と稼働を見て足していくほうが、資金繰りの面で安全です。下は業態別に、最小構成・標準構成と、次に足す候補をまとめたものです。

パーソナルジム|最小構成

約50〜150万円

構成はパワーラック1・アジャスタブルベンチ1・ダンベル一式(可変式)・鏡・マットです。

完全予約制で10坪前後なら、これに絞って始められます。マンツーマン指導はフリーウェイトで完結する種目が多く、高額マシンは会員が増えてから足す前提で十分です。

次に足す候補:ケーブルマシン・有酸素

パーソナルジム|標準構成

約150〜300万円

構成は最小構成+ケーブルマシン1・有酸素1〜2台・小物(バンド・ボックス等)です。

指導の幅を広げたい場合の構成です。ここまで揃えれば多くのパーソナルジムが運営でき、設備費を含む総額の目安は標準で約530万円です。

次に足す候補:2台目ラック・専用機

24時間ジム|標準構成

約1,800万円

構成は有酸素5〜10台・ウェイトマシン10〜15台・フリーウェイトエリア・入退室/セキュリティです。

マシン台数の多さが設備費を押し上げ、設備だけで開業総額(個人開業で約4,600万円)の3〜4割を占めます。中古の活用と小坪設計で抑制の余地があります。

次に足す候補:稼働を見て機種更新

マシンピラティス|最小構成

約30〜100万円台

構成はマット+プロップス(ボール・バンド等)でマット型から開始です。

リフォーマーを開業初日に積まず、マット型で稼働の見込みを確かめてからマシンを増台する入り方です。最大費目を後ろ倒しにできます。

次に足す候補:リフォーマー2〜3台

マシンピラティス|標準構成

約480万円〜

構成はリフォーマー6台+プロップス(マット・ボール・バンド等)です。

1台60〜100万円で、台数とグレード、FC仕様で増えます。設備費を含む総額の目安は標準で約1,225万円です。

次に足す候補:グレードアップ・増台

インドアゴルフ|標準構成

シミュレーター約600万円

構成はゴルフシミュレーター2〜3打席ぶん・打席設営・防音内装です。

簡易機は数十万円台、商用高性能機は1台400万円超で、打席数が最大費目です。防音内装も室内ゴルフでは必須費目になります。

次に足す候補:打席増設

この「段階導入」のしやすさも業態で差があります。パーソナルジムとマシンピラティス(マット型からの開始)は、最小構成からの増やし方を組みやすい業態です。一方、24時間ジムは「マシンが揃っていること」自体が集客の前提になりやすく、最小構成での開業がしにくい面があります。自分の業態が段階導入向きか、それとも初日にある程度そろえる必要があるかを、構成の設計段階で見極めておきます。

概算は構成例の目安で、機種・グレード・新品中古・台数で変動します。業態別の開業総額は各業態の開業資金ページで確認してください。

設置スペース・搬入経路・床耐荷重を内見時に確認する

設備は「買えれば置ける」ものではありません。価格表だけで計画を立てると、契約後に「運び込めない」「床が持たない」という落とし穴にはまります。物件の内見時に、本体価格と同じ重みで次の3点を確認します。

設置スペースと導線

坪数に対して詰め込みすぎると導線が窮屈になり、満足度が下がります。マシンの間隔、鏡の位置、着替え・待機スペースまで含めてレイアウトを設計します。パーソナルジムは10〜15坪でも最小構成なら成立しますが、有酸素マシンを並べる無人ジムは台数ぶんの面積が要ります。

搬入経路

重量のあるマシンは、エレベーターの大きさ・通路幅・入口の幅で運び込めないことがあります。空中階の物件では特に、搬入できる経路があるかを設備の寸法と照らして確認します。分解搬入できない大型機は、契約前の確認が欠かせません。

床耐荷重と防音

フリーウェイトやマシンは1点に荷重が集中します。床の耐荷重を超えると補強工事が必要になり、想定外の費用が乗ります。重量物を落とす音や振動も近隣トラブルの原因になるため、床マットや防音をレイアウトとセットで検討します。

実際の投資額の感覚として、あるジム開業経験者を対象とした調査では、トレーニングマシンにかけた費用は「300万円以上」が最も多く、次いで「100〜150万円未満」「50〜100万円未満」と続いたと報告されています。業態や規模で幅は大きいものの、マシンだけで数百万円規模になり得ることを前提に、搬入・床・保守まで含めて資金計画を組むと現実的になります。

出典: 株式会社New Dining Group「ジム開業に関する調査」(PR TIMES 掲載)。調査対象・方法・実施時期は出典元を参照してください。数値は調査時点のもので、業態・規模により異なります。

新品・中古・リースを設備ごとに使い分ける

設備は買い方で初期費用と総額が変わります。どれか一つに寄せるのではなく、設備ごとに「初期の現金を優先するか、総額を優先するか」で使い分け、組み合わせるのが現実的です。劣化しにくい設備は中古、長く使う主力は新品、高額な専用機はリースで現金を温存、という分け方が一つの型になります。

買い方 初期の現金 総額 メリット デメリット 向く設備
新品で購入 大(一括) 基準 保証・最新・故障リスク低 初期の現金支出が最も重い リフォーマー等の専用機・長く使う主力設備
中古で購入 小〜中 抑えやすい 初期費用を圧縮できる 保証・寿命・状態にばらつき パワーラック・ダンベル等の劣化しにくい設備
リース・割賦 小(分割) 割高(金利分) 初期の現金を温存・経費平準化 総額は割高・月々の固定費に乗る シミュレーター等の高額設備の現金温存

中古は初期費用を圧縮できますが、保証や寿命、状態にばらつきがあります。導入後すぐに故障すれば修理費で結局割高になるため、可動部や電子部品の多い設備(有酸素マシン・シミュレーター)は中古を避け、構造が単純なフリーウェイトやラックに絞るのが安全です。リースは初期の現金を温存できる代わりに、金利分だけ総額が割高になり、月々の返済が家賃・人件費と同じ固定費に乗ります。シミュレーターのような高額設備でこそ現金温存の効果が大きい一方、固定費を増やしすぎると損益分岐の会員数が上がるため、回収計画と照らして額を決めます。

設備投資で損益分岐を重くしない4つの考え方

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最初から全部を揃えない

開業時にフルラインを揃えると、回収すべき固定費が重くなり、損益分岐の会員数が上がります。まず核となる設備に絞り、会員と稼働を見ながら増やすほうが安全です。使われないマシンを先に抱えるほど、売上が追いつくまでの期間だけ重い投資を背負うことになります。

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業態と客層に必要なものから

映える高級マシンより、自分の業態と客層が本当に使う設備を優先します。パーソナルなら指導に使う基本のフリーウェイト、無人ジムなら回転を生む有酸素・マシン、ピラティスならリフォーマー、と業態ごとに軸が違います。客層が使わない設備は、置いてあるだけでスペースと保守費だけを消費します。

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本体価格でなく総保有コストで見る

重量物の搬入経路、床の耐荷重、設置後の保守・メンテ費まで含めて判断します。可動部の多い有酸素マシンや無人運営のセキュリティは、本体価格に加えて月々の保守・通信費が乗ります。導入できない・床が持たない・保守費がかさむ、は本体の安さでは取り返せません。

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リースは月々の固定費として見る

リースは初期の現金を温存できますが、月々の返済が固定費に乗り、損益分岐を押し上げます。家賃や人件費と同じ固定費として回収計画に組み込み、現金購入・中古と組み合わせて「初期現金」と「毎月の固定費」のどちらを優先するかで選び分けます。

設備投資は一度決めると、減価償却やリース返済を通じて毎月の損益に長く影響します。どの設備をいくらで揃えるかは、月々の固定費と回収にかかる期間まで含めて、開業資金全体の計画とそろえて判断します。設備費を含む業態別の総額と回収の考え方は各業態の開業資金ページで、調達手段の全体像は資金調達のページで確認できます。

設備費を抑える具体策

居抜き物件を活かす

前テナントの内装・床補強・鏡・設備が残っていれば、設備と内装の両方を圧縮できます。ジム・整体・サロンの居抜きは相性が良く、床補強が済んでいる物件なら重量物の設置もしやすくなります。物件選びは設備費にも効いてくるため、設備計画と物件探しを切り離さずに進めます。

中古とリースを費目ごとに分ける

劣化しにくいパワーラックやダンベルは中古で、高額な専用機やシミュレーターは現金を温存できるリースで、と費目ごとに買い方を分けます。全部を新品一括で揃えないことが、開業時の手元現金を守ります。中古は故障リスクの低い品目に絞るのが安全です。

最小構成で始め、稼働を見て増やす

核となる設備に絞って開業し、会員数と稼働率を見ながら追加します。使われないマシンを先に抱えるほど、回収すべき固定費だけが重くなります。パーソナルやマット型ピラティスは、この段階導入を組みやすい業態です。

創業融資・補助金を使う

設備投資は、創業融資や対象になる補助金を活用すると、自己資金の負担を軽くできます。補助金は原則後払い・対象経費限定のため、入金前提の計画にしないことが前提です。手段は資金調達のページ、使える制度は補助金・助成金のページで確認できます。

よくある質問

Q. ジム開業のマシン費用はどのくらいですか?
業態で大きく変わります。パーソナルジムはフリーウェイトとラック中心で約100〜300万円が目安、24時間ジムは有酸素・ウェイトマシン多数で標準約1,800万円、マシンピラティスはリフォーマー6台で約480万円〜、インドアゴルフはシミュレーターが標準約600万円(1台数十万〜400万円超)です。いずれもモデル目安で、台数・グレードで変動します。
Q. 業態によって設備費が一番違うのはなぜですか?
必要な設備の構成そのものが違うためです。パーソナルジムはフリーウェイト中心で安価に揃えられますが、24時間ジムは有酸素・ウェイトマシンを10台超そろえ、ピラティスは1台60〜100万円のリフォーマーを複数台、インドアゴルフは1台で数百万円規模のシミュレーターを打席数ぶん必要とします。同じ「ジム」でも、何を何台置くかで桁が変わります。
Q. マシンは新品・中古・リースのどれがよいですか?
パワーラックやダンベルなど劣化しにくい設備は中古、リフォーマー等の専用機や長く使う主力設備は新品、シミュレーター等の高額設備で現金を温存したい場合はリースが向きます。リースは総額が割高になり月々の返済が固定費に乗るため、現金購入や中古と組み合わせ、回収計画と照らして選びます。
Q. 開業時にマシンは全部揃えるべきですか?
最初から全部揃える必要はありません。フルラインを揃えると固定費が重くなり、損益分岐の会員数が上がります。核となる設備に絞って始め、会員数と稼働を見ながら増やすほうが、資金繰りの面で安全です。パーソナルやマシンピラティスは最小構成からの段階導入がしやすい業態です。
Q. マシン選びで見落としやすい点は何ですか?
搬入経路(重量物が運び込めるか)、床の耐荷重、設置後の保守・メンテ費です。導入できない・床が持たない・保守費がかさむ、は後から効いてきます。本体価格だけでなく、設置と維持まで含めた総保有コストで判断します。
Q. 設備費は補助金や融資で賄えますか?
設備投資は創業融資や対象になる補助金の活用余地があります。ただし補助金は原則として後払いで対象経費も限定されるため、入金を前提にした計画にしないことが前提です。資金調達の手段や補助金制度の詳細は資金調達のページ補助金・助成金のページで確認できます。

注記

  • 設備・マシンの費用はモデルケースの目安(業界推定)で、機種・台数・グレード・物件・時期により大きく変動します。特定のメーカーや製品の価格を示すものではありません
  • 新品・中古・リースの向き不向きは一般的な傾向の整理です。リースの料率や契約条件は提供会社により異なります
  • 業態別の開業総額は各業態の開業資金ページにモデルケースでまとめています。本ページは設備・マシンの観点に絞っており、開業総額・資金調達の手順・損益分岐シミュレーションは各業態の開業資金ページと資金調達のページで扱います
  • マシン実支出の分布は株式会社New Dining Group「ジム開業に関する調査」(PR TIMES 掲載)を参照しています。調査対象・方法・実施時期は出典元をご確認ください